2005年02月07日
新光触媒「MEK-01」
水中のレジオネラ菌もシャットアウト
ポイント
- 紫外線の届かない環境においても効果を発揮
- 強力な殺菌力を有しているが無害で取り扱いが容易
- 水に適量を溶かすだけでレジオネラ菌を殲滅
- 従来の光触媒では、抗菌材料としての活性が不十分、可視光域では反応しないなどの欠点を解消した。
概要
- 二酸化チタン光触媒に特殊処理を施すことで、光の吸収波長を可視光域にまで広げるとともに殺菌、抗菌能力を飛躍的に向上させた。
- 従来の光触媒は紫外線により殺菌作用を発揮するが、今回開発した触媒は550nmの可視光域まで吸収波長を広げたため紫外線の届きにくい水中でも効果を発揮する。
- レジオネラ菌が1400個程度確認された水10Lに新光触媒を10g溶かしただけでレジオネラ菌が殲滅した。
- 高い殺菌作用を持ってはいるが、phは7前後と中性で毒性もなく無害で粉末や液状でスプレー噴霧したり、水に溶かして抗菌洗浄剤などに利用できるため取り扱いがきわめて容易である。
- 壁などに付着した細菌を殺菌できるので、医療、食品関連の専門分野から一般家庭、ペットウィルスの除去まで広く利用できる。
MEK-01を混合することによる水中の一般細菌
注意事項
- 絹・毛には使用しないでください。変退色や繊維の劣化が起こることがありますので、金属を含む染料には使用しないでください。
- 金属製のボタンやファスナー、バックルなどがついている衣類にも使用しないでください。ステンレス以外の金属製の容器は使用しないでください。
- 湿気を避けて保管してください。